ニッポン放送飯田アナの残念なフィンランド・レポート

ニッポン放送のホープ、飯田アナが幼子を連れてフィンランドに行ったそうで、そこでの体験をレポートしています。

せっかくの休暇をブログネタ探しに使うなんて、仕事熱心で本当に頭が下がります。

ただ、レポートの内容は残念と言わざるを得ません。

そのレポートで飯田アナは、フィンランドの子育て支援が少子化対策に効果的、みたいに言っているのですが、以前にも書いた通り、フィンランドの出生率は歴史的低水準に落ち込んでいます。

 

そして、今年上半期、さらに大幅下落してしまいました。

 

さすがに、これほど出生率が落ちている国を少子化対策の模範とするべきではないでしょう。むしろ議論するべきことは、「社会全体が子供の誕生を歓迎している」のになぜフィンランドの出生率が下がるのか?という問題ですね、こうなると。

少子化対策の模範にするなら、スウェーデンの方が出生率高いらしいので、そっちの事例を取材した方がいいと思いますよ。

 

あるいは、アイスランドはどうでしょうか? 最近ベビーブームが起こったらしいですから。

 

飯田アナは、毎日アクの強いコメンテータたちを相手にがんばっているだけに、今回のレポートは本当に残念です。

 

ところで、最近いろんなところで「経済成長や社会福祉の充実が出生率を上昇させる」みたいな話になってますが、どうも違和感があるんですよね。

覚えている人もいると思いますが、少子化が問題視されたのはごく最近のことで、以前は「人口爆発」の方が大問題でした。そして、経済成長や福祉政策は、人口爆発を抑える処方箋として語られてきた側面があります(労働力としての子供また将来の介護要員として子供の必要性を下げるから云々という理由)。

そして現在、私たちの問題意識は人口爆発から少子化へと正反対の方向へシフトしたわけですが、同じ処方箋でいいんですかね?便秘はとっくに治ってしまって今は下痢で困ってるのに未だに下剤を渡されている、ってことはないんでしょうか?

飯田アナの番組には経済の専門家も多く出演していますが、その辺のことをどう考えているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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